令和6年度草の根・人間の安全保障無償資金協力 「ズー県及びアトランティック県灌漑設備・加工機材整備計画」
令和7年3月5日
令和7年3月5日、在ベナン日本国大使館において、上薗特命全権大使とバ世界蔬菜センター (World Vegetable Center)地域事務所長との間で、贈与契約の署名が行われました。同事務所長からは、日本の今次支援に対する謝意が述べられました。
| 案件名 | 令和6年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ズー県及びアトランティック県灌漑設備・加工機材整備計画」 |
| 被供与団体名 | 世界蔬菜センター（World Vegetable Center） |
| 供与限度額 | 129，313ユーロ |
| 案件概要 | ベナンでは農業・果物加工技術が未発達のため、国内における野菜・果物の生産量が追いつかないことから、 一人当たりの摂取量が40gに満たず、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素不足が課題となっています。 また、近年の気候変動の影響を受け、降水量の減少により農業用水の確保が困難になっており、 灌漑設備の整備による安定した農業用水の確保を通じ、耕作面積を拡大することは喫緊の課題です。 さらに、園芸作物（野菜・果物）収穫後の不十分な保存管理及び低水準な加工技術等により、 食品ロスが発生しています。本案件は、野菜栽培組合員の農作業の効率化及び野菜・果物加工技術力の向上を図り、もって同地域住民の栄養改善に貢献するものです。 |