平成27年度草の根文化無償資金協力 【たけし日本語学校増築計画】
平成28年5月30日



被供与団体名 | イフェ財団(Fondation IFE) |
供与限度額 | 53,139ユーロ |
案件概要 |
たけし日本語小学校は,ゾマホン駐日本ベナン大使によって設立された非営利団体イフェ財団によって設立・運営されている日本語学校です。
同校はベナンで唯一の日本語学校として,貧困層や外国人に対しても無料で日本語の授業及び日本文化紹介を行っており,現在学生67名が在籍,日本人教師1名が勤務しています。
同校は2003年の開校以来,累計418名の学生を受け入れていますが,スペースの制限により全ての受講希望者の受け入れは断念せざるを得ず,多くの受講希望者が待機状態となっています。 また,既存のトタン屋根教室は脆弱な造りで,風雨時には屋根と壁の隙間から教室内に雨が強く吹き込むため,頻繁に授業を中断せざるを得ない状況です。 本案件では,既存のトタン屋根教室の改築と,新規教室及び図書室の増築・機材整備を通じて,たけし日本語学校の学習者受け入れ能力及び学習環境を改善することで,ベナンにおける日本語教育の普及を支援します。 |
引渡式の実施


平成28年5月30日,完成した教室の引渡式が実施され,塚原大使が出席しました。


署名式の実施


平成27年11月18日,塚原大使とイフェ財団(Fondation IFE)のゾマホン・ギュスターヴ代表との間で,贈与契約の署名及び交換が行われました。