平成27年度草の根・人間の安全保障無償資金協力 【アヴィノウェ村安全な水へのアクセス改善計画】
平成29年12月13日



被供与団体名 | イフェ財団(Fondation IFE) |
供与限度額 | 90,850ユーロ |
案件概要 |
モノ県ロコサ市に位置するアヴィノウェ村は上水道が未整備で,村や周辺集落の住民は近隣を流れるモノ川を唯一の水源とし,未浄水のまま生活用水として洗濯や水浴び,飲用・調理用としても利用しています。そのため,村民,特に子どもは慢性的に水因性疾患に悩まされています。
このような現状を改善するため,本案件ではヤマハ発動機株式会社の協力を得て,モノ川の水を浄化するための太陽光発電機付ろ過装置を整備します。 ヤマハ発動機によって設置される浄水器は,当地にある砂及び砂利を利用する緩速ろ過方式によるもので,特別な薬品や機材等を必要とせず,環境破壊につながる有毒ガス等の排出もないことから,地元住民による持続的な運営・維持管理が可能です。 本件の実施により,アヴィノウェ村及び周辺集落の住民合計約1,670人が,安全な飲料水及び生活用水へアクセスできるようになることが期待されます。 |
引渡式の実施


平成29年12月13日,引渡式が実施され,ヤマハ発動機の給水施設が供与されました。


署名式の実施


平成28年1月22日,西内臨時代理大使とイフェ財団(Fondation IFE)のゾマホン・ギュスターヴ代表との間で,贈与契約の署名及び交換が行われました。