平成30年度草の根・人間の安全保障無償資金協力【パックレ・ヤワ小学校建設計画】
令和元年6月25日



被供与団体名 | NGO弱き者たちの希望(ONG Espoir des Vulnérables (ESVUL-ONG) ) |
供与限度額 | 48,132ユーロ |
案件概要 |
パックレ・ヤワ小学校は2012年に設立され,現在125名の児童が在籍する小学校です。
茅葺校舎3棟と土壁校舎1棟,計4教室教室がありますが,6学級分教室が必要なため教室数不足の状態で,屋外の樹の下で授業を受けている子供たちもいます。
また,茅葺校舎は非常に簡易的なもののため,風雨が吹き込み授業を中断せざるを得ず,教育活動に支障をきたしています。
本案件では,同校にコンクリート造校舎1棟及びトイレ1棟を増築,机椅子等の学校備品を整備し,基礎教育の質の向上を図ります。 |
引渡式の実施


令和元年6月25日,パックレ・ヤワ小学校にて校舎1棟とトイレ棟の引渡式が開催され,小西大使が出席しました。 各出席者から,日本による教育支援は今後のベナンの健全な発展に寄与するものであると期待が述べられた他,地域住民による歌と踊りおよび大使への記念品贈呈によって,新校舎に対する感謝が表現されました。


署名式の実施


平成30年7月31日,小西大使とNGO「弱き者たちの希望」のラオ・アニセ代表との間で,贈与契約の署名及び交換が行われました。 児童たちが日本について学習したことを発表したり日本語で挨拶するなど,日本に対する温かな歓迎と謝意が表された式典でした。