平成30年度草の根・人間の安全保障無償資金協力【サン・ジャン病院救急車供与計画】
令和元年7月31日



被供与団体名 | サン・ジャン病院 (Hôpital Saint Jean de Dieu de Tanguiéta) |
供与限度額 | 78,192ユーロ |
案件概要 |
アタコラ県タンゲタ市にあるサン・ジャン病院は,イタリアの聖ヨハネ病院修道会によって1968年に設立された,地域中核病院の役割を担う私立病院です。患者からの信頼が厚く,同地域だけでなくナイジェリアやニジェール,ブルキナファソなど隣国からも多くの人が治療に訪れます。
同病院は3台の救急車を保有していますが,その内2台が老朽化などにより使用不可能になっており,年間5,000件以上ある救急搬送要請への対応が難しい状況にあります。
本案件では,同病院に2台の救急車を供与し,迅速・確実な救急搬送体制の整備を図ります。 |
引渡式の実施


令和元年7月31日,コトヌ市の保健省にて,日本製の救急車2台及び車内に設置する医療備品の引渡式が開催され,小西大使が出席しました。
保健大臣は,「救急車は我が国の保健分野において現在最も優先度の高いものであり,救急車数を増加させるという政府計画にも合致している。支援していただきありがたい。」と感謝の言葉を述べられました。救急車は同国北部にある病院に運ばれた後,直ちに稼働を開始する予定です。
保健大臣は,「救急車は我が国の保健分野において現在最も優先度の高いものであり,救急車数を増加させるという政府計画にも合致している。支援していただきありがたい。」と感謝の言葉を述べられました。救急車は同国北部にある病院に運ばれた後,直ちに稼働を開始する予定です。


署名式の実施


平成30年10月9日,小西大使とサン・ジャン病院(Hôpital Saint Jean de Dieu de Tanguiéta)のフレール・ロドリグ・ビルジル・ジトリヌ理事長との間で,贈与契約の署名及び交換が行われました。
同式典はコトヌ市の保健省会議室でウンパティン保健大臣やカラムスペイン総領事,保健省や病院関係者の出席の下執り行われ,保健大臣から日本のベナンの保健分野への支援に対し感謝の言葉が述べられました。
同式典はコトヌ市の保健省会議室でウンパティン保健大臣やカラムスペイン総領事,保健省や病院関係者の出席の下執り行われ,保健大臣から日本のベナンの保健分野への支援に対し感謝の言葉が述べられました。