令和元年度草の根・人間の安全保障無償資金協力【アガメ第2中学校校舎建設計画】

令和2年8月21日
校舎
教室
黒板
被供与団体名 持続的発展と社会福祉(Développement Durable et Bien-être Social (DDBS) )
供与限度額 149,443ユーロ 
案件概要 モノ県ロコサ市にあるアガメ第2中学校は2009年に設立され,現在4学年13クラスに663名の生徒が在籍し,33名の教員が勤務しています。

同校には,コンクリートブロック造校舎1棟2教室とトタン屋根校舎2棟5教室の計7教室がありますが,政府の定める基準を満たす校舎は一つもありません。 また,教室不足が原因で,午前・午後の二部制でしか授業を行えない上,毎年新規入学を断られる生徒が出ている状況です。

本案件では,同校に,コンクリート造校舎2棟(7教室,実験室1室)及びトイレ1棟4基を増築,机椅子等の学校備品を整備し,基礎教育の質の向上を図ります。

引渡式の実施

photo de famille
引渡式
令和2年8月19日、アガメ第2中学校の引渡式が行われ、当館の近藤参事官が出席しました。
式典は、新型コロナウイルス感染予防の観点から、参加者を最小限に限定して行われました。各出席者からは、日本の支援に対する感謝の言葉が述べられたほか、校舎を将来の世代にわたって長く使い続けることができるよう大切に使うことが約束されました。
引渡式 テープカット
トイレ棟

署名式の実施

署名式 小西大使
photo de famille
令和元年10月9日,小西大使とNGO持続的発展と社会福祉(Développement Durable et Bien-être Social (DDBS))のアコグ・フォラショデ代表との間で,贈与契約の署名及び交換が行われました。 ロコサ市長,アガメ区長をはじめ,多くの生徒や教職員,住民,保護者の出席の下,各参加者から日本の支援に対する謝辞が述べられました。 その他にも,日本への感謝が歌詞に織り込まれた歌や踊りなどが披露され,本計画の実施に対する喜びが溢れた式典でした。