令和2年度草の根・人間の安全保障無償資金協力【ウィダ市ベドデ・フンジャバ中学校校舎建設計画】

令和2年11月3日
授業
校舎全体像
トイレ
被供与団体名 手に手をとって(Main dans la Main (MdM))
供与限度額 147,846ユーロ
案件概要 アトランティック県ウィダ市にあるベドデ・フンジャバ中学校は2011年に設立され、現在7学年27学級に1,412名の生徒が在籍し、47名の教員が勤務しています。
 
同校には、コンクリートブロック造校舎4棟10教室とトタン屋根校舎3棟9教室の計19教室がありますが、政府の定める基準を満たす校舎は一つもありません。教室不足により、午前と午後の二部制で授業を行わざるをえない状況で、2019年度は入学希望者のうち200名以上を受け入れることができませんでした。
 
本案件では、同校に、コンクリート造校舎2棟(7教室、実験室1室)及びトイレ1棟4基を新築、机椅子等の学校備品を整備し、基礎教育の質の向上を図ります。

引渡式の実施

集合写真
踊り
令和3年5月6日、アトランティック県ウィダ市のベドデ・フンジャバ中学校にて、校舎2棟とトイレ棟1棟の引渡式が行われ、近藤臨時代理大使が出席しました。
教室不足の問題を解決し基礎教育の質の向上を図る日本の支援に対し、各出席者からは感謝の言葉が述べられました。

署名式の実施

署名式1
署名式2
令和2年11月3日、在ベナン日本国大使館にて、津川貴久駐ベナン日本国大使と本事業の被供与団体「手に手をとって」(Main dans la Main (MdM))のドゥ・スーザ・エスペラントス代表との間で、贈与契約の署名が行われました。
代表からは、ベナンの教育分野の発達に対する日本の支援に対する感謝の言葉が述べられました。