令和3年度草の根・人間の安全保障無償資金協力【アラダ市ドクン生産者団体アブラヤシ加工場整備計画】
令和4年8月3日



被供与団体名 | コミュニティ開発のための団結(ONG Solidarité pour le Développement Communautaire) |
供与限度額 | 130,773ユーロ |
案件概要 | アトランティック県アラダ市にあるドクン生産者団体は、2011年に結成された男女計221人から成るパーム油生産者団体です。同団体は、約36haのアブラヤシ畑を所有し、食用のパーム純油及び、せっけんやマーガリンに使われるパーム核油の製造・販売を行っています。 しかし、機械をほぼ使わない伝統的手法で生産しているため労力と時間を要し、生産効率が低いうえ、貯蔵庫が無いため販売時期をずらすことができず、収益性も低いままです。 本案件では、同団体に、パーム油生産のための機材と、それを安全に設置する工場及び貯蔵庫を整備し、同団体のパーム油の生産性及び収益性の向上を図ります。 |
引渡式の実施




令和4年7月27日、アラダ市に所在するドクン生産者団体のアブラヤシ畑にて、パーム油生産のための製油所2棟、貯蔵庫1棟及び加工機材の引渡式が行われ、三宅書記官が出席しました。各出席者からは、日本の支援に対して感謝の言葉が述べられたほか、製油所、加工機材及び貯蔵庫を大切に使用していく旨が約束されました。
式典は、新型コロナウイルス感染予防を十分に行った上で実施されました。
式典は、新型コロナウイルス感染予防を十分に行った上で実施されました。
署名式の実施


令和4年1月28日、在ベナン日本国大使館にて、津川貴久大使と「コミュニティ開発のための団結 (ONG Solidarité pour le Développement Communautaire)」のセトンジ・キャロル・ミレイユ代表との間で、贈与契約の署名が行われました。代表からは日本のベナンにおける農業支援に対して謝辞が述べられました。