令和4年度草の根・人間の安全保障無償資金協力【アボメ・カラヴィ市グロ・ジベ第一中学校校舎建設計画】

被供与団体名	輝く村落社会のための青年団結団体(Association des Jeunes Engagés pour un Monde Rural Epanoui)
供与限度額	158,093ユーロ
案件概要	アトランティック県アボメ・カラヴィ市にあるグロ・ジベ第一中学校は、2000年に設立され、現在生徒2,090名（7学年41学級）及び教職員55名が在籍しています。同校は、経済特区が建設されているアボメ・カラヴィ市グロ・ジベ区に位置しています。同校では、同区の急激な人口増加に伴い生徒数が増え続けており、教室が不足しているため、生徒たちは午前と午後の二部制で授業を受けざるを得ない状況に置かれています。　　　　　　　　　本案件では、同校にコンクリート造校舎2棟（7教室、実験室1室）及びトイレ2棟8基を新築し、机椅子等の学校備品を整備することにより、同校の基礎教育の質の向上を図ります。

引渡式の実施

令和5年2月2日、グロ・ジベ第一中学校にて、コンクリート造校舎2棟（7教室及び実験室1室）及びトイレ2棟8基の引渡式が行われ、近藤臨時代理大使が出席しました。各出席者からは、日本の支援に対して感謝の言葉が述べられたほか、新校舎を大切に使用していく旨が約束されました。
式典は、新型コロナウイルス感染予防を十分に行った上で実施されました。

署名式の実施

令和4年8月12日、在ベナン日本国大使館にて、津川貴久大使と「輝く村落社会のための青年団結団体(Association des Jeunes Engagés pour un Monde Rural Epanoui)」のディディエ・ウエッスー代表との間で、贈与契約の署名が行われました。代表からは日本のベナンにおける教育支援に対して謝辞が述べられました。