令和5年度草の根・人間の安全保障無償資金協力【ゾボドメ市井戸建設計画】
令和5年8月16日


被供与団体名 | 普遍的開発のための団結団体 (Groupe de Solidarité pour un Développement Universel (OGSDU)) |
供与限度額 | 68,983ユーロ |
案件概要 | ズー県ゾボドメ市内の5箇所(アヴラメ区アボボノ村、マッシ区ロメ・ジルベウェ村、タンウェ・ヘッス区タンウェ・ヘッス村、タンウェ・ヘッス区バウェ小学校及びズク区ウンベフンド村)にポンプ式井戸1基ずつ(計5基)を整備することにより、地域住民約9,200人の清潔な水へのアクセスを改善します。 本案件対象地域の住民は、現在、古い井戸や近隣の川の水を水源として生活していますが、水質が悪く飲料用に適していない上、乾季には干上がってしまいます。そのため、水汲み作業を担う多くの若者や女性は、飲料水確保のために数キロメートルの距離を日々移動しており、重労働に拍車が掛かっています。 ベナン政府は、政府行動計画(PAG)において、全国民に飲料水へのアクセスを行き渡らせることを目標としているものの、村落給水率が56%と未だ限定的であることから、給水分野に貢献する本計画に期待が寄せられています。 |
署名式の実施


令和5年8月16日、在ベナン日本国大使館にて、津川貴久大使と「普遍的開発のための団結団体(Groupe de Solidarité pour un Développement Universel (OGSDU))」のレオポルド・アボラ・アジェ代表との間で、贈与契約の署名及び交換が行われました。代表からは日本の給水分野への支援に対して謝辞が述べられました。